トキワ荘プロジェクト インターン経験者インタビュー

お知らせ
2014.09.29

トキワ荘プロジェクトでは、一緒に働いてくれる学生インターンを随時募集しています!

……とは言っても、以下のような疑問から、なかなか一歩を踏み出しづらい、という方も多いかと思います。

 「トキワ荘プロジェクトでのインターンに興味はあるけど、どういう経験ができるかちょっとイメージつかない」
 「実際にどんな学生が働いているんだろう」
 「大学の授業と両立して働くことはできるのかな」

そこで、インターン経験者に、参加の動機や活動経験についてのインタビューを行いました!
こちらを参考に、トキワ荘プロジェクトでのインターンを是非検討してみてくださいね。
(2014年9月16日更新)

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Oくん(男子)  インターン期間:1年6ヶ月(大学3・4年次)

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①大学では何をしていますか?


ビジネスマネジメント学科でITビジネスを専攻しています。
2年次秋からの学科内でのコース選択にて、ITの分野を将来の仕事として意識し始めるようになりました。ゼミ活動を通してITの専門的な知識を身に付けつつ、トキワ荘プロジェクトでのインターンで実践経験を積ませてもらっています。

 ②トキワ荘プロジェクトでのインターンに参加したきっかけは?


大学入学当初に、聴講という形も利用して学校の授業にひと通り出てみたものの、当時は面白いと感じるものが限られていました。そのため、初めの2年間で単位の多くを取り、3年からは学外で何か活動をしたいと考えていました。
ここでのインターンを選んだ理由は、元々マンガが好きだったから。将来はコンテンツ系のIT事業をやりたいという思いが漠然とあり、トキワ荘プロジェクトでの活動を通してコンテンツ業界とその現状を学びたいと考えたのが一番のきっかけです。

③どんな業務を担当しましたか?


IT業界で働いてみたいので、メディア広報に積極的なトキワ荘PJで修業中。
スタッフの方からこれまでのビジネス経験やITに関するノウハウを教えていただくなど、メディア広報を担当するうえでのアドバイスをもらいながら、取り組んでいます。
またマンガ業界に関する調査事業などにも携わらせていただきました。
大学3年次は週3・終日作業のコミットでした。3年の後期からはゼミ活動が本格化したこともあり、相談のうえ自宅作業のできる仕事を任せてもらうなど、柔軟な形で活動に参加させてもらっています。

④インターン活動を通しての印象的な経験、得られたことなどは何がありましたか?


漫画家志望のシェアハウス入居者との交流は、ほかでは経験できないもので多くの気付きがありました。
しかし、親身になって話を聞いてくれる、話ができる大人がいる、ということが、私にとってはここでの一番の経験です。スタッフの方との定期的な面談を通して、私は何事に対しても受け身であった自分を自覚し、「自分」の考えを持つこと、それを伝えることへの意識が高まりました。
常勤スタッフの方々は、メンター的な立ち位置で丁寧に学生インターンの面倒を見てくださいます。それは、少数精鋭で運営をしている、トキワ荘プロジェクトという団体ならではの距離感だと思います。

⑤最後に一言!


今すぐにではなくても、これからの人生において大きな影響を与えうる本物の出会いを求めている人へ。
私自身、ここでの活動を通して可能性が広がりました。それは、困ったときに助けてくれるスタッフのみなさんやほかのインターン生との出会い、存在があったからだと思っています。学生の考えに耳を傾け、成長の機会を与えてくれるトキワ荘プロジェクトでのインターン、少しでも気になったのならば、参加して損はありません。

 

Hさん(女子)  インターン期間:6ヶ月(大学4年次)

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①大学では何をしていますか?


四年制大学だけでの経験ではもったいない、満足できないと思い、私は大学入学と同時に専門学校でのWスクールを始めました。それは、演技を通して人に影響を与えられるようになりたい、という目標を昔から持っているからです。今はさらに知見を広げたいと考え、トキワ荘プロジェクトでのインターンに取り組んでいます。

 ②トキワ荘プロジェクトでのインターンに参加したきっかけは?


タイミングとしては、大学4年生の4月、この先どうしようかと自分の進路を迷っていた時期です。
インターンへの参加は、トキワ荘プロジェクトとそのシェアハウス入居者の実態をこの目で確かめてみたかった、というのが純粋にあります。新人漫画家支援団体の中身って一体どうなってるんだろう? 気になりませんか?
そして、自分と同じ、表現を仕事にしたい人を、サポートする側という視点から見てみたいという思いもありました。

③どんな業務を担当しましたか?


コミットペースは週に3日、一日6時間程度。新人漫画家との関わりを期待していたので、その旨を伝え、MANZEMIプロ講座の企画・運営や、シェアハウス入居者同士の交流会の準備・運営など、イベント系の事業を中心に携わらせていただいています。

④インターン活動を通しての印象的な経験、得られたことなどは何がありましたか?


多くの大学生は、会社の名前などで進路を決めて、周りと同じように就活をし、……という決まった道を当然のように進みますが、そういった「当たり前」に対しての疑問があり、私は表現の道に行きたいという思いを持ちました。
そのような思いのうえで、MANZEMIプロ講座にて参加者の方の“実践”する姿を目にしたことが一番印象に残っています。マンガをどう面白く、どう表現しようかという熱量、もがき。その空間に、運営スタッフながら非常に掻き立てられるものがありました。
また、マンガでデビューする人・しない人を見て、表現で食べていくという普通の生き方ではない道へ進むことの厳しさを切に感じました。ひるがえって、私自身も甘い部分、未熟な部分があったな、と。それは決してネガティブな認識ではありません。そのおかげで、自分を見つめ直す機会を掴み、この先が明確になったと思っています。

⑤最後に一言!


私は先を迷っていたから、インターンに飛び込みました。そして、少し大袈裟かもしれませんが、次の道が見えてきました。
そのように、このあとどうしていくかが明確になる、のが、トキワ荘プロジェクトでのインターン経験ではないかと思います。それは、これまでの経歴など関係なく、誰でも、誰にでも、の経験です。大学の中だけでは満足できないという方、トキワ荘プロジェクトに少しでも興味を持ったら、是非挑戦してみてください!

 

Mさん(女子)  インターン期間:6ヶ月(大学3年次)

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①大学では何をしていますか?


総合政策学部、国際政策文化学科。
美術が大好きなので、「芸術と社会」というテーマのゼミに所属し、美術史や文化事業について詳しく学んでいます。

 ②トキワ荘プロジェクトでのインターンに参加したきっかけは?


表現者、という存在に心からの尊敬を持っています。将来は、そういった方々がより活動しやすい場をつくれる職に就きたいと、ずっと考えていました。トキワ荘プロジェクトは、まさにそのような環境を実現する場所です!
ネットで事業内容などを拝見させて頂いてすぐ、ここで経験を積んでみたい!と思いました。

③どんな業務を担当しましたか?


シェアハウス入居者の方々との定期面談の補助、連絡のやり取り、サイト・ブログの更新、イベント運営など。
メールの形式など一見細かな部分が特に、インターンを終えてから社会人の方々と接する中でとても役に立っているように思います。

④インターン活動を通しての印象的な経験、得られたことなどは何がありましたか?


面談にて入居者の方々の作品を拝見し、さらにお話する中で人となりに触れた際、そのマンガへの真摯な気持ちを前に、心震える経験が何度もありました。
ほかには、コミティア出展、MANZEMIプロ講座や京都でのマンガ出張編集部の運営など、イベントのお仕事も強く印象に残っています。
なかでも、シェアハウス入居者の中の5人と一緒に似顔絵イベントを運営させていただいた際、一人ひとりから似顔絵を描いてもらえたことが本当に嬉しく、この活動に携われてよかったと心から思いました。

⑤最後に一言!


自分の関心のある分野で実際に働く方たちが努力する様子、成功を噛みしめる姿などを近くで目にできたことで、どうしても理想論に終わってしまいがちな学生の考え方から、ほんの少しですが、抜け出すきっかけを掴んだ気がします。
インターン経験は、社会人経験でもあります。学生の間に、「社会人になってみればわかるよ」などと誰でも少なからず言われることがあるかと思いますが、本当にそうだと実感できました。
目標をもって努力する入居者の方、そしてトキワ荘プロジェクトスタッフのみなさんと、濃厚な時間を共有させていただけたことに、なにより感謝したいです。

 

Yくん  インターン期間:2年6ヶ月(大学3年次休学〜4年次)

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①大学では何をしていますか?


大学では、ものづくりを研究するゼミに所属し工場見学などをしています。商学部です。サークルは映像制作ですが、観る専門です。大学とインターンに並行して、動物園でアルバイトもしていました。

 ②トキワ荘プロジェクトでのインターンに参加したきっかけは?


大学1、2年生のときは特に何もせず、ボケーっと過ごしていました。そのことが反動となり、3年生進級を前に、学生のうちにガッツリと働く経験をしてみたいと思うようになります。ただ、そのときは特に何がしたい、というものはありませんでした。
トキワ荘プロジェクトでの休学インターンを決めたのは、昔からマンガが好きだったこと、好きなことに関わる仕事をしてみたいと思ったこと、NEWVERYの代表・山本繁さんに惹かれるものがあったこと、などが理由です。具体的に、学生インターンがどんな仕事をするのかについて初めは想像が付かなかったのですが、ほかとは明らかに違う経験ができるな、と感じたので、迷わず飛び込みました。

③どんな業務を担当しましたか?


大学3年次を1年休学し、それから現在まで、2年ちょっとの関わりです。
休学中の1年間は、週5日のフルタイム勤務でした。現在は大学に通いながらのコミットなので、常勤スタッフの方と相談しながら週2、3日の出勤という形を取っています。
シェアハウス入居者との連絡周り全般から、ブログの更新といった広報活動、イベントの設営など、休学中の1年で携わらせていただいた業務は多岐にわたりました。現在は、トキワ荘プロジェクトから出版する書籍の制作を中心に、活動に参加しています。

④インターン活動を通しての印象的な経験、得られたことなどは何がありましたか?


仲良くなった、シェアハウス入居中の漫画家志望者の方が雑誌掲載という形でデビュー。しかも、そのマンガがすっごく面白かったとき。一番印象的で嬉しかった経験です。結果がすべてのマンガという世界で、サポートする立場の喜びはその一点に尽きると思いました。しかし、その一点がすごくイイ。
それがきっかけで、編集者という職業を志すようにもなりました。

⑤最後に一言!


気が合う人や面白いと思う人、尊敬する人から反面教師にしている人、将来一緒に仕事をしてみたい人など、大学の中だけでは出会えない様々なタイプの人たちを目にし、実際に接する、という機会を爆発的に得られたのがトキワ荘プロジェクトでのインターン活動です。
そうして沢山の人から影響を受けまくることが、ぼんやり見ていたモノの解像度を上げる手近な方法なのかなと思います。
ぼくのきっかけは、人よりもちょっとだけマンガが好き、のそれだけでした。みなさんもぜひぜひ。


 


 

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クリエイター支援ノウハウ満載の運営現場や、その更なる強化企画。これまで培ってきたネットによる情報発信など、クリエイティブ産業の最前線で多くの取り組みを実施・計画しているトキワ荘プロジェクト。その中で、学生インターンの貢献が活動の屋台骨となっています。

仕事は忙しいですが、毎年3−4名のインターンが成長を実感し卒業していきます。
彼らには、応相談で兼務や既存スタッフとの配置交換など柔軟に、様々な仕事にチャレンジしてもらってきました。

欲しい人材について、今は「力をつける場が欲しい」という気持ちがあれば、どんな学生でも良い時間を過ごせるんだなと思っています。それは「何かをしたい人」でも「何をしたいか判らない人」でも変わりません。

皆さんの挑戦を待っています!

☆募集概要はコチラ