甲斐谷荘での月1の面談。「〆切」を意識して過ごした日々とは。
漫画賞の結果に伸び悩み、トキワ荘プロジェクト参加を決めたAさん。
自らの中に「〆切」を設け、「期日までに形にすること」を大切にしたそうです。
同じ夢を目指す仲間から刺激をもらいながら、コツコツと頑張り続けたAさんからお話を伺いました。

── トキワ荘プロジェクトへの参加を決めた理由を教えてください。
漫画賞の結果に伸び悩んでいた為です。
── トキワ荘プロジェクト参加後はどのように過ごしましたか?
漫画作業はもちろん、プロジェクト参加者の方と漫画の話をしたり、映画を観たりしました。
── トキワ荘プロジェクト参加でどのようなことが得られましたか?
とりあえず描くこと。
納得いかなくても7割とかでいいから、期日までには形にすること。
── そのように考えるようになったきっかけはありますか?
甲斐谷荘では月一の面談がありました。
そこでご指摘いただいたことを、次の月に必ず直すということを心がけていました。
月一で先生からアドバイスいただけるなんて滅多にないことなので
「何としてでも終わらせよう」と思っていました。
甲斐谷荘とは

経験豊富な漫画家をメンターとして迎え、定期的な面談と指導を受けられるのが甲斐谷荘。
甲斐谷荘では参加者全員が月に1度、甲斐谷忍先生から指導を受けられます。
甲斐谷荘に関する詳細はこちらから ≫
甲斐谷荘とは
経験豊富な漫画家をメンターとして迎え、定期的な面談と指導を受けられるのが甲斐谷荘。
甲斐谷荘では参加者全員が月に1度、甲斐谷忍先生から指導を受けられます。
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── 月一の面談が「〆切」を意識するきっかけになっていたのですね!
はい。
参加前は「〆切」を意識しにくく、作業が全く進まず一年…なんてこともありました。
── ちなみに、「〆切」を意識したことで、どんな変化がありましたか?
納得いかなくても一回描き切った方が全体が見えてきますし、
そこから先生や担当さんから頂いたアドバイスで自分の納得いくものに近づきました。
描かないで時間が過ぎるよりも期日までに完成させた方がいいと思います。
── 心に残るエピソードはありますか?
同じハウスの方の連載1話目が雑誌に載った時。
その時の感動が心に残っています。
── トキワ荘プロジェクト卒業後は、どのような活動をされていく予定ですか。
トキワ荘プロジェクトで得たものを、今後の漫画活動で活かせるよう頑張ります。
── 応援しています。頑張ってください!
── 最後に、トキワ荘プロジェクト参加したOBとして、これから参加される方へ、一言メッセージをお願いします!
1日でも筆を止めると次の日も休んじゃいがちだと思います。
小さいことでも毎日コツコツとやった方がいいと思います。
プロジェクト参加者の人と話したりするとモチベーションが上がるので
時には下に降りてお話ししてみてはどうでしょうか。
2022年4月28日