レポート:「マンガ出張編集部@京まふ2017」&「京都国際漫画賞2017」

レポート
2017.10.01

9月16日・17日、京都国際マンガ・アニメフェア2017の中で、「マンガ出張編集部@京まふ2017」及び「京都国際漫画賞授賞式」を開催いたしました。

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マンガ出張編集部の開催は今年6年目!例年1日のみだった開催日を2日間に拡大し、今年もマンガ雑誌、アプリなど60超の編集部マンガ編集部が出展!さらに、ゲーム企業によるキャラクターデザイナーの新卒・中 途採用ブースやアニメ制作業を志望する方への進路指導を実施するブース等も設置しました。

 

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マンガ出張編集部@京まふ2017の出展編集部詳細:https://mannavi.net/kyomaf-henshubu/

 

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当日は台風直撃という生憎の天候に見舞われましたが、多くの漫画家志望者が持ち込みに参加しました。参加した漫画家のみなさんには、漫画持ち込み・投稿・新人賞ポータルサイト「マンナビ」で好評の各媒体の編集長へのインタビュー記事「編集長の部屋」出張版などを掲載したパンフレットを配布しました。

 

京都国際漫画賞2017開催

台湾一カ国を対象として開始した国際漫画賞「京まふ漫画賞」は、今年から名称を「京都国際漫画賞」に改め、台湾・中国・韓国・日本の各国地域を対象に開催しました。

開催1年目の2015年は、台湾同人誌会トップ作家のANTENNA牛魚さんが受賞。その約1年後の2016年9月に、当時持込を行った小学館ヒバナ誌上で、連載を開始いたしました。翌2016年の台湾部門受賞者のnyaroroさんは、同じく持込先の「月刊!Gファンタジー」にて担当が付き、2017年9月発売号に読切を掲載!その実績をまとめた展示コーナーも設置しました。

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今年は中国・韓国・台湾・日本から300を超える作品が集まり、出版社の枠を超えた敏腕編集者5名による最終審査を実施しました。その結果、それぞれ1名ずつの作家が受賞され、賞品の「京都持ち込みツアー」に参加いただきました。(海外部門の受賞者は通訳付き。)ANTENNA牛魚さん、nyaroroさんに続く、今年の受賞者の皆さんの今後の活躍が楽しみです!

各部門の受賞結果は以下より確認いただけます。

中国部門(中国語のみ):http://www.kyomafmcn.com/
韓国部門:http://kyoto-manga.jp/results-2017-jp-kr?l=ko
台湾部門:http://kyoto-manga.jp/results-2017-jp-tw?l=zh
日本部門:https://mannavi.net/kyoto-manga/

この漫画賞は、京都国際マンガ・アニメフェアの「国際」の部分を、漫画家支援の出張編集部の中にも取り入れようということで、京まふ実行委員会委員長かつ、手塚プロダクション代表取締役の松谷社長からの声がけがあり、トキワ荘プロジェクトで事務局をさせていただきました。

 


 

ご来場いただいた漫画家の皆様、ご出展いただいた編集部各社の皆様、今年も誠にありがとうございました。おかげさまで、マンガ出張編集部@京まふは、西日本最大規模となっています。このマンガ出張編集部・京都国際漫画賞が漫画家のみなさんにとって次へのステップつながる場となったなら幸いです。来年以降、更なる発展を目指し、頑張ってまいります。