白瀬 いとしさんが「日野地域未来ビジョン」のストーリーブック『ヒノタネ』を作成しました!

実績
2023.07.24

トキワ荘プロジェクト参加者 白瀬 いとしさんが、「日野地域未来ビジョン」のストーリーブック『ヒノタネ』を作成しました!

「日野地域未来ビジョン2030」とは、2030年、それ以降について、日野に住む人々、日野に関わる様々な人々がどのようなふるまいをしていくことが望ましいかを共に考え、行動していくためのヒントになるものです。

今回の製作については、日野市から弊会の漫画家支援プロジェクト「レジカスタジオ」に依頼をいただきました。

『ヒノタネ』は、弊会レジカスタジオが編集として企画作りから参画し、多摩トキワソウ団地に住む白瀬 いとしさんと一緒に制作したものになります。
白瀬 いとしさん、この度は制作いただきありがとうございました!

白瀬 いとしさんからメッセージをいただきました!

今回、「日野地域未来ビジョン」のストーリーブック(漫画版)の制作に携わらせて頂きました

雑誌に連載をしていない、賞を取ったこともない、漫画家として正式にデビューしたわけではない私がこの仕事を任される事となり、喜び以上に不安を感じる事もありました。

今までと同じ、オリジナル作品と言えども「市の事業の漫画」を制作するにあたり、まず私にできる事は、「日野がどんな町か知る事」、「日野市地域未来ビジョンの内容を理解する事」でした。

日野へ引っ越してから1年にも満たない私は、まず日野がどんな町か知るために、愛車の自転車で日野市中を駆け回りました。

日野の町を知っていくにつれ、自分の住むこの町が好きになっていくと同時に、2030年までの約10年間使われる制作物を作るという、この仕事の重大さを実感してきました。

 

作品が完成し、7月2日(日)ストーリーブックのお披露目イベントが催され、制作者として登壇し、制作秘話等をお話させていただきました。

そこで目にしたのは、沢山印刷された自身の漫画と、目の前で自分の漫画を読んでくれた読者の姿でした。そして、「ジーンとした」「この漫画をいち早く読みたくてイベントに参加した」等のありがたいお声をたくさん聞かせて頂きました。

今目の前で自身が作った物語を読んでもらえ、その制作に込めた思いを話し、感想を頂けるという、きっと念願の商業誌で連載する漫画家としてデビューしたとしても、なかなか経験できない事を経験する事ができました。

 

どんな物語なら、どんな風に伝えたら伝わるか、市の職員の方や多くのスタッフの方と会議を重ね、一つの作品を仕上げる事ができました。

そして、私が描いた作品を待ってくれている人たちがいて、読んでくれた、私達の思いが伝わった。これほどありがたい仕事をさせて頂けた、遂行することができた。この経験は私にとってとても大きなものであり、一生忘れられない、大切な思い出です。

多摩トキワソウ団地に入居し多くの経験を経て、漫画家として、人として成長する事ができました。これからはこの経験をもとに、一人の「漫画家」として飛躍していけるよう、精進してまいります。

 

改めまして制作にかかわった方々、支えてくださった方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

レジカスタジオとは

トキワ荘プロジェクトでは、プロのマンガ家を目指すクリエイターの経済的な自立をサポートできるよう、クリエイターの隙を活かした仕事の紹介を行っています。

レジカスタジオ公式ホームページは こちら

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漫画『ヒノタネ』お披露目・&自分ごとワークショップ」開催レポート


トキワ荘プロジェクトスタッフ一同、
白瀬 いとしさんの更なるご活躍を期待しております。
みなさまも応援の程、よろしくお願いいたします!