新人漫画家のモヤモヤ解消に。グループコーチングセッションを開催!

レポート
2023.06.28

2023年6月16日および20日に、オンラインにてグループコーチングセッションを開催しました。

このイベントは、新人漫画家が抱えるモヤモヤをコーチングにより解消させ、アイディアを広げたり自分のやるべきことを明確にするために行われました。

コーチとしてお越しいただいたのは、京都芸術大学客員教授の本間 正人先生です。本間先生は、教育が専門のプロのコーチでいらっしゃいます。

コーチングとは?

コンサルティングとは違い、アドバイスをするものではありません。コーチから質問することにより、自分の中に持っている答えを導き、可能性を引き出します。悩みがある時に、次の行動の第一歩をどのように踏み出せば世界が広がるかをサポートするものです。

コーチングとは?

コンサルティングとは違い、アドバイスをするものではありません。コーチから質問することにより、自分の中に持っている答えを導き、可能性を引き出します。悩みがある時に、次の行動の第一歩をどのように踏み出せば世界が広がるかをサポートするものです。

当日の様子

担当がついている参加者とついていない参加者で2回に分けて行われたコーチングセッション。それぞれの回で5名ずつ、計10名のトキワ荘プロジェクト参加者が参加しました。

冒頭に行われたのが「ヒーローインタビュー」。

2人一組になり、お互いに今までの人生で頑張ったことや嬉しかったことをインタビュー形式で聞いていきます。

「初めてファンレターをもらった!」「頑張った作品が受賞した!」など嬉しい報告も。このヒーローインタビューを通じて、会全体がポジティブな雰囲気に包まれました。

その後、本間先生のコーチングセッションに移りました。

セッションでは、本間先生から1人ずつ悩みや漫画制作で行き詰まっているところについて問いかけられます。先生のユーモアを交えつつやさしく穏やかな問いかけに、当初やや緊張していた参加者たちもそれぞれ自分の想いを口にすることができました。

多くの参加者へのアドバイスとして、先生から語られたのは「場所を定めること」の重要性。

今回参加した多くの新人漫画家が、自身の作品の舞台となる場所や地域を明確には定めていませんでした。

その点、先生から自分の出身地や思い入れのある地域を定めると、作品にリアリティや奥行きが出るとアドバイスをいただきました。

日本全国でお仕事をされている先生からの助言は、参加者たちにとって深みのある作品を作るための大きな一歩となったことでしょう。

コーチングセッションの様子

参加者の声

  • 舞台が現代ではないからと想像で世界観を作ろうとしていたが、自分にルーツのある場所を絡めてそこの名産や具体的な場所を絞ることで生々しさがでて世界観が作られる。ディテールを深堀りするとはこういうことなのかと教えていただきました。(PN:馬の骨さん)
  • 自分の持っている悩みにいい解決策を提示してもらうことはもちろんのこと、他の人が抱えている悩みの解決策を聞くことも自分の制作にプラスに繋がる部分が多く、とても有益な時間でした。(R.S.さん)
  • 参加した他の方も「自分の方向性」で悩んでいる人が多かったように思う。講師の先生がそれぞれの人と話して、本人のよりやりたいことを掘り出してくれていた点が良かった。作っている途中の漫画も、人に内容を話すことで自分の描きたい事がよりクリアになったと思う。(PN:比屋定みなもさん)

仲間と共に夢を目指しませんか? 

トキワ荘プロジェクトでは、今後もオンライン・オフライン両方を活用して様々なイベントを開催する予定です。 

漫画家としての成長を促すとともに、トキワ荘プロジェクト参加者同士の交流を図っていきます。  

トキワ荘プロジェクトで仲間と共に夢を目指してみたい方、ぜひご連絡ください!
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