住居支援

トキワ荘プロジェクトでは、本気でプロの漫画家を目指す若者が、いち早くプロとして自活できるようになるために、自己投資や本業に専念する時間を作るサポートとして、その活動拠点となる住居(シェアハウス)を提供しています。

2021年12月時点で、東京郊外を中心に7棟(約80室)の拠点があり、一部の住居はメンター荘という名称で「LIAR GAME」作者・甲斐谷忍先生が積極的に育成指導を行うハウスもあります。

住まいは4~8人規模のものから15~38人規模のものまであり、すべてシェアハウスなのでマンガ家同士の共同生活なので、同じ目的を持つ仲間と切磋琢磨できる環境です。

住まいを通じた交流の中で、プロのマンガ家になるまでの自分の立ち位置が明確になったり、制作技術や思考にいたるまで一人では気づけないことに気づかされる、価値のある経験ができるという声も多いです。

また、一般的な賃貸物件に比べ、安い費用で生活できるよう家賃を設定し、また、更新料等もなく住み続けることが出来るなど、経済的な負担を軽減しています。

管理費用には、水道・ガス・電気・インターネット代、一部ハウスではトイレットペーパーや掃除用品など消耗品費も込となっています。

入居に必要な費用に関しては、入居費用についてに詳しく記載しています。

トキワ荘プロジェクトでは、同居する漫画家はもちろん、定期的に開かれる交流会などを通じて、他のハウスに住む同じ目標を持った仲間の他、プロジェクトに協力してくださる編集者やベテラン漫画家、出版関係者と新たに知り合い、自他の作品や創作の仕方等について意見を交わすことができます。

全国から集まる入居者は、みな同じ夢を持った仲間として、高いレベルで励まし合い、時にライバルとして刺激を与え合うことで、切磋琢磨しながらプロ漫画家への道を歩んでいきます。すでに入居している人の中には、連載している人もいればデビューしている人もいます

ライバルのいる競争原理のある環境でこそ、人は成長するとトキワ荘プロジェクトは考えています。